空に輝く月 一つ
求めていた全てが
優しく冷たい 月明かりが
割と シュールに語りかけるよ
止まっていた時間に

当ても無く街をぶらつけば
他人の台詞が耳につく
シケたサイフの中には
錆びたコインが一つ

忘れかけてた想い 駆け出してしまいそう
何も考えられずに もう一人の自分だけが
泣きながら 笑うよ

空に輝く月 一つ
信じてた全てが
何にも捕らわれないことが
それが クールに忍び寄るよ
流れてく雲に

愛してた 全てを 
自分だけが理解していた
そんな偏った 一方通行の命じゃダメだ

時のオルゴールに願う 叫び張り上げそう
きっと 大切な何かを守るために この手はある
見えないけれど 見るよ

正しく輝く月 一つ
感じてるままに
太陽よりも暖かい
だけどディープな銀の月
空に輝くだけの月に 勝手に想いを乗せてる
一人よがりな 子供の僕の心をうめてく
新しい感情 一つ
ここに存在する 銀の月
また一つ増えてく……
ここで生まれた伝説と
信じてるだけの 未来
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