睨みつけた瞳に 染み出すことのない
本当に奥の奥に隠した 大切な気持ち
願うだけなら そこでお終い
知っている 分かっている だから
考えるまでもなく 行くだけ

背中に背負った光が やけに熱いから
今日はこのまま 朝を迎えよう
夢を見るなら 起きている時が良い
寝てみる夢は 選べないから

後悔もするだろう 覚悟はしている
涙を流すこともある 
傷口が塞がらないことも きっとあるだろう
分かっていても 無視してしまえ
目指すなら あの場所

広げた両手に 飛び込んで来る 風も
仰いだ空から 降り注ぐ陽光でさえ
まだまだ足りない
最高の瞬間を知ってしまえば
心は奪われたまま 解き放たれる

ただひたすらに 目指せあの場所を
涙流した 夜に夢見た 最高の場所を
世界に声が届くほどに
天に手が届くほどに 高い場所を

眠れない夜に 追いかけた月を
届かなかった 伸ばした腕を
今 夢見た場所目掛けて

狂いそうなほどに 欲しいものがあった
栄光でなく 名声でなく 幾億の富でなく
たった一人の 言葉だけを ずっと求めていた

どうすれば辿り着ける?
あの夢見た場所
どうすれば手に入る?
夢を見て生きる日々は

瞳の奥のその奥に 隠していた願い 望み
誰にも言わず 誰にも見せずに
一人で手にして見せよう
孤独はもう恐くない
一人じゃなければ尚良い
ここはきっと 夢見る場所


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