世界の半分の色が
美しい色に変わる
長い夜の後の
新しい世界
肩を並べて見たのは
凍りついた時間の出口

嘘でも良い
偽りでも構わない
笑ってくれないか
こっちまで幸せになりそうな顔で
笑い声を上げてくれ

一人になれば全てのことが
重く圧し掛かってくるだろう
泣いてしまえればどれだけ楽になることだろう
分かっている
皆同じ背中をして
立っている仲間なんだから

見えない顔達が放つ尖った言葉
目を逸らしていられないから
どんな場所でも どんなことでも
向き合ってこう言ってやれば良い
「関係ないだろ?」

分からないことばかり増えていって
どうして良いか分からなくて
何も出来ないでいるんだろう?
分かっている
本当は走り出す時を待ってるんだろう?

夢を見る日々は終わりにしようか
もうそろそろ先に進もう
夢を見る場所から腰を上げようか
本当の目的を忘れる前に
夢を追おうか 走り出そうか
元気をしこたま溜め込んだし
美味いものも食ったし
美味い酒も飲んだ
良い音楽も聴いたし
素敵な話も読んだ
これからは 走り続けようよ

子供の頃に見た青い空は忘れたけど
照りつけた太陽の暑さは肌に刻まれた
秋に吹く風の匂いは忘れたけど
もうすぐ夏が訪れるから

足の裏から上り詰める
新しい衝動
背筋を駆け上って 頭の後ろを刺激する
堪えられない欲求
うずうずしてるんだろう?
さあ、空を見上げようか
漂う雲も 待っている

ひび割れたコンクリート
枯れ果てた花畑
砕けたグラスの欠片
皆 夢を見てる

手を伸ばせばそこにいつもいるような
とても自然なそんな関係が良いね
どんなに辛いことがあっても
哀しくなっても 死にたくっても
ここに 僕は いるから

ここで仲間を待って
僕は笑って 現実の痛みを
忘れさせてやろう
分からないとはっきり言ってやろう
答えを一緒に探しに行こう

大好きなこの仲間達と


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