トップの一言集。


薄く 鋭く 研ぎ澄まされた
刃のような美しさと 脆さと 儚さ。
薄氷の如く透明で 春風のように穏やかな
その身に痛みを映して輝く
銀の刃の強さと弱さ。
流れ落ちる赤い血と 青い泪を
ガラスケースに仕舞って
眩しい太陽の下で叩き割ろう。


車窓の外を流れる景色と
僕らの生きてきた日々を照らし合わせてみたら
とても哀しくなった。

救いのない日々に、せめて素晴らしい夢を。


あの苦しみを、また繰り返すことになるだろう。
この先に進もうとすれば、またあの苦しみが襲い来る。
正直怖いけど、でも……
まだ伝えていない想いがあるから
この先に進む。


時々、自分の名前を口に出してみる。
冷えた空気の中に、自分の名前を吐き出してみる。
そうすることで何かが変わるとは思えないけど
自分の名前を忘れてしまうような毎日に
少しは抵抗出来るかもしれないから。


全ての期待と信頼を裏切って
そこまでしてここを離れる日が、いつか来る。
空の青さに涙するほど感傷家ではないとしても
僕はきっと涙するだろう。
そう、思った。


価値の有無なんざどうでもいい
やりたいようにやらせてもらうさ


空の高さに涙するほど感傷家じゃあない。
でも
夜の始まりの青さと
満ち始めた月の柔らかな光を目にして
泪を流さないほどには
無感動な人間ではなかった。


夜のグラデーションを追うようにして
視線を天に向けてゆくと
青さの頂点には
月が優しく輝いていた。


OK, baby. Rock'n roll !!
前髪をかき上げ、心の中でそう叫ぶ。
疲れた体に火を入れる、魔法の呪文。
情けない自分を蹴り飛ばす、力強い台詞。


頭の芯に焼けた鉄の棒を押し付けられたような
脈打つ頭痛が消えない時間。
この肉は耐え、精神は磨耗してゆく。
だから僕は前を見る。
視線を研ぎ澄ませて前だけを見据える。


やわになっている。
最近、やわになっている。
目線に力強さが無い。
背中から覇気が消えている。
だから俺はまたあの歌を唄う。


負け犬の表情しか出来ない。
強かった頃の自分を取り戻せない。
それが、ただの強がりでしかなかったことを知ってしまったから。
本当の自分は情けなくて、弱くて、泣き虫だと
知らされてしまったから。
でも、だから、もう少しだけ
僕に力を下さい。
強がりでもいいから
胸を張って真っ直ぐに立てる強さを――


ここから旅立つ夢追い人に
最高の歌と涙を


日毎積み重なる誓い。
日毎増える仲間。
日々の中で消えることのない夢。
そして、それを追い続ける友。
見届けた俺は、これからどうする?


気楽に過ごせた一日は
気楽に話を書き出せる。


自分を守っていた殻を捨てて
僕はここで まだ 続けるのか?
自分の居場所の無くなりつつあるここで
まだ 拳を握り締めて立つのか?


輝き放つ素晴らしき世界に
傷付き汚れた唯一の事実を


破れた夢を継ぎ合わせ
涙を流し 立ち上がれ


止まっているように思えても
過ぎて行く時間に
僕らは恐怖でなく
感謝しよう。


ああ、そうさ。確かに俺が選んだことさ。
ここに居続けるのも、この先に進むことも。
現実が厳しいのだって知ってたし、
世界は薄皮一枚剥げば真っ黒だってのも知ってたよ。
分かってたさ。このままじゃあ駄目だってことくらい。
だったら俺は書いてやる。
だから俺は 書き続けてやるよ。
見てろ、腐れた物質文明に毒された偽善者どもめ!


純然たる意志で幸福を歌った歌。
それを耳にして、反吐を吐く俺。
腐った魂を奮わせるのは、苦しみの中で生まれた死を望む歌だけ。
どうしてこんな俺になってしまったのだろう?


今まで得た全てを示そうと思っていた。
今までの全てを、キミに知ってもらいたいと思っていた。
でも、今は少し違う。
今まであった全ての出来事を踏み台にして
高いところに手を伸ばそうと決めた
新しい俺の姿をキミに見てもらいたい。

夜にのみ輝く月は、いつでも太陽に恋焦がれている。


反吐が出るほど幸せな幻。
死にたくなるほど雄大な光景。
泣かずにいられない、最高のフレーズ。


通り過ぎて行く日々の足跡に
この歌を残そう


真昼の太陽を求めている。
月夜の儚い光ではなく
真昼の、真っ直ぐな明るさが欲しい。


ささやくように響く、天使の声が聴きたい。
真昼の太陽と共に歌う、天使の声が聴きたい。
どちらも夜には見えないものだから。


真昼の光が届かない
天使の囁きも聞こえない
夜空に月が輝かない
春はまだ遠い
踏みしめた足元は、砂上の楼閣だった
だから 今は
風が吹くのを待っている


当たって砕けるんじゃない。
当たって砕け!
(もしくは当たって貫け)


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